八事とは、名古屋市東部の地域の名称です。名古屋第二赤十字病院(807床)には1990年から地域連携センターがありましたが、登録医1,000人と規模が大きすぎ身動きが取りにくくなっていました。そこで整形外科は独自に病診連携および病病連携(地域連携)を始めました。

1999年に整形外科医師の会「八事整形会」を設立し、症例検討を中心に病診連携を固めていきました。この会は、名古屋大学関連医師だけはでなく、八事地区で整形外科治療に携わる医師(整形外科医だけでない)に声を掛けました。症例検討だけでなく、整形外科専門医やリハビリテーション専門医の単位が取れる講演会や市民公開講座などを手がけました。

2003年に整形外科関係のコメディカルを中心に、地域での勉強会と親睦を目的として「八事整形医療連携会」を立ち上げました。当院を中心に、転院患者の受け入れなどで協力体制のある3施設に声を掛けて幹事になっていただき、会を運営することとなりました。

事務局は当院の医療社会事業部にお願いしました。幹事には医師、看護師、理学療法士、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、医事課職員らが含まれています。医師よりも現場のスタッフが多く参加しています。全大会は4ヶ月ごとに行われ、その前後に幹事会を行い会の方向性を決めています。会全体では毎回テーマを決めて講演と勉強会、そして連携会に属する施設紹介を行っています。

 

ごあいさつ


八事整形医療連携会を開催するにあたって

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代表世話人

佐藤 公治

やごと